節約できるズボラ家計簿の付け方

 みなさん家計簿をきちんとつけていますか?

 毎日継続して記録することは正直めんどくさいです。自分もこれから紹介する方法を実践するまで三日坊主で終わっていました(^_^;)。簡単に家計簿に記録し、継続していく方法がありますので紹介します。

 私はこの方法で2年以上家計簿を付けるのを継続しています。

なぜ家計簿をつける必要があるのか

 家計簿をつけるのは手間になるのでめんどくさいです。それなのに家計簿をしっかりつけている人は意外と多いのです。きっちり家計簿を付けることには以下のメリットがあります。

  1. 家計がどれくらい黒字なのか赤字なのかがはっきりする。
  2. 何にどれだけ使っているかが分かるので、無駄遣いしている部分がはっきりする。
  3. 将来貯まっている資産(貯金)が予測できる。ライフプランを設計できるようになる。

節約の第一歩目は家計簿をつけるところから始まります。何にお金をかけているかが分からなければ節約のやりようがないからです。

継続できる家計簿アプリ

 ズボラ家計簿の要となるのは「Dr.Wallet」というアプリです。

 無料で使っても1ヶ月でレシート100枚までスキャンできます。すごく太っ腹なサービスです。
通常の使い方であれば足りなくなることはないでしょう。
 スマホでレシートの撮影をするだけなので、めんどくさがり屋さんにこそおすすめできる家計簿アプリです。これ以上に手軽なアプリん存在しません(2018年12月25日現在)。

使い方

 お店で「レシートをもらって撮影するだけ」です。レシートを撮影するだけで「店名」と「金額」と「カテゴリ」をオペレーターが手動で入力してくれます。めちゃくちゃ簡単です。課金して月額料金を支払えば、「商品名」まで入力してくれます。必要ならお金を出しましょう。月に500円

1. ホーム画面から「レシート撮影」を押す。

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2. 撮影ボタンを押し、レシートを撮影する。

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3. レシートを「送信」する。

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 しばらく待つとデータ化され、このように自動集計されていきます。

 2016年7月に一部改悪され、無料プランでは店名と金額、カテゴリ設定のみ自動入力となってしまいましたが十分使えます。オペレーターの「カテゴリ」の分類はかなりいい加減なので自分で変更したほうがいいです。

 1か月以上継続すると「家計簿の分析」を行う準備が整います。

家計簿の分析

まずは黒字か赤字かを確認

 一ヶ月間の収入と支出の集計ができたら黒字か赤字かまずは見ましょう。下の写真の赤枠の部分、「収支」を見れば一目で分かります。

 ここが黒字ならひとまずは安心、赤字であれば急いで生活の改善をする必要があります。

カテゴリごとに無駄な支出がないか確認する

 次に円グラフのカテゴリをタップしてそれぞれ内訳を見ていきましょう。

 東京都内の一人暮らしの場合の平均は

家賃 75,000円
食費 27,000円
水道・光熱費 8,000円
通信費 10,000円
交際費 19,000円
趣味・娯楽費 6,000円
日用品 6,000円
合計 158,000円

くらいになっています。

 住んでいる地域やライフスタイルによって多少異なるとは思いますが、1ヶ月16万円が一人暮らしの目安です。

 平均よりも生活費がかかっている項目を1つずつ確認し、節約できるものはお金をかけないようにしていきましょう。人によって必要なものは違いますし、節約できないものもあります。

 万人に共通して節約してはいけないものは「教育」カテゴリ、特に「自己投資」のための書籍購入や勉強会参加費です。ここをケチると将来収入が伸びなくなる可能性があります。

 お金を使わないと生活できない項目は「消費」、なくても生活でき無駄遣いとなっている項目を「浪費」、将来の収入を上げる項目が「投資」とざっくり3つに分けて考えると家計簿を活用することが出来ます。

 苦痛のない範囲で「浪費」の部分を削ぎ落としましょう。

まとめ

 家計簿をつけると何にお金をかけていたかがはっきりします。「自己投資」以外のお金は削っても問題ないことが多いです。お金をかけなくても良いことを発見することで無理のない節約が可能となります。平均よりも低い生活費を目指しましょう。