FXを使ったレバ2倍の外貨預金的運用が資産形成におすすめ

FX取引とは

 「外国為替証拠金取引(Foreign Exchange)」の略語です。購入時と売却時の「価値の差」で利益を出したり、高金利の国の通貨を保有することで金利差分の金額(スワップポイント)を毎日受け取ることができます。

 スワップポイントとは、米ドルを保有(日本円を売ってドルを購入)すると、外貨預金のように高い利子が受け取れるってイメージです。

 売買を繰り返すデイトレもできるし、スワップポイントを受け取り続けることで外貨預金のように資金の運用ができます。銀行の外貨預金と比較すると、幅広い運用ができるので人気があります。

外貨預金との比較

メリット

手数料が安い

 手数料が0円であり、スプレッド(買値と売値の差)が0.1-0.3銭と狭く、ほとんどコストが掛からない。

毎日スワップポイントが発生する

 外貨定期預金では満期にしか利子は受け取れません。しかも途中解約すると金利が極端に下がるというおまけ付きです。FXなら解約手数料は発生しましん。

24時間取引ができる

 FXは365日、24時間取引することが可能です。暴落時に買い増しをしたり、大きな為替変動が予想されるイベント(米国の大統領選、ブレグジットの国民投票、経済指標の発表など)の前にポジション(通貨保有量)を少なくしておくなどの対策が取れます。

口座への入出金無料である

 SBIネット銀行や楽天銀行などのネットバンクからクイック入金すれば、わずか3分で口座に資金を補充できます。しかも無料です。FX口座さえ開設しておけば「買い時」が来たときに取引が間に合います。

レバレッジをかけると資金効率が上がる

 レバレッジをかけるとは、少ないお金を保証金として、大きな資産を動かすことです。簡単に言えば、現金を担保に入れて、借金をしつつ米ドルや株や不動産投資ができる仕組みです。資産がない人でもギャンブルになりますが、大きく稼ぐことが可能になります。

雑所得扱いなので、20万円までは各種税金がかからない

 FXの利益は雑所得になります。雑所得に関する税金については、年間20万円までの利益が非課税となります。20万円を超える分には、なんと50%の所得税が課せられます。FXの利益は年間20万円までに抑えるのがおすすめです。

信託保全の対象になる

 国内のFX会社は「信託保全」制度を利用しています。FX会社が万が一倒産しても、顧客から預かったお金は信託銀行に保管されており返却される仕組みになっています。外貨預金はペイオフ(1000万円までの預金の保護)の対象外であることを考えると、投資家に有利な仕組みだと思います。

ドル売りもできる

 FXではドル買い(ロング)のポジション(保有通貨残高)だけではなく、ドル売り(ショート)のポジションを持つことで値下りしているときでも利益を出すことができます。

 しかし、ドル売りをするとマイナススワップポイントが発生し、逆に金利を取られてしまいます。ドル売りは短期的な取引向けとなっています。

デメリット

業者によっては急激な相場変動時に取引ができなくなる

 相場変動時にはスプレッドが大幅に開き、1円以上開くこともあります。1万通貨取引したとすると、取引した瞬間に1万円の損失が出ます。

 また取引が集中した結果、サーバーがダウンし取引ができなくなったという事例もあります。

 いざというときのために、歴史のある大手のFX会社を使うようにするのがいいと思います。

資金管理法を知らないとロスカットされてしまう

 レバレッジを効かせた取引に共通して言えることですが、資金感のやり方を知らないと投資の世界から一発退場になってしまうこともあり得ます。

 1万円で1万ドル(100万円)を購入することができるのがFXです。この場合はレバレッジ100倍になっています。予想していなかった方向に1円為替が動くとロスカットされてしまいます。

 レバレッジは悪いものではありませんが、自分の余裕資金に見合った取引を心掛けましょう。

出金に時間がかかる

 FX会社から銀行に出金するのは無料ですが、業者によっては1週間程度時間がかかりることもあります。最近は当日出金や翌営業日出金の業者も増えてきていますが注意が必要です。

どのような運用を目指すべきか

数年単位で長期運用する

 高金利の外貨を保有してスワップ金利を受け取るのが、外貨預金的な運用方法の基本です。一度ポジション(通貨の保有残高)を持ったら、数年は持ち続けるのが基本です。予想外に値上がりして、売買益が10万年単位で発生するときは利益を確定したほうがいいです。

1年間の利益を20万円までに抑える

 1年間の利益は、税金がかからない20万円までに抑えましょう。それ以上稼ぎたいのであれば他の投資へ資金を回すのがおすすめです。

レバレッジは2倍までに抑える

 資金効率を上げつつもロスカットされにくい水準である「レバレッジ2倍」までにするのがおすすめです。レバレッジ2-3倍の範囲であれば、〇〇ショックのときにもロスカットされないと言われています。レバレッジ1倍以下であればロスカットはありません。とりあえずFX口座に10万円入金し、2,000ドル(約20万円)の取引からスタートするといいと思います。

本当のチャンスのときだけエントリーする

 本当のチャンスとは、いわゆる「○○ショック」(サブプライムショック、リーマンショックなど)が起きて超円高になったタイミングです。投資家仲間の間では「○○チャンス」と言い換えられています。FXでも株でも投資と呼ばれるものを行うのに一番最適なタイミングになっています。

実際に私が行った取引

 私が行っている取引の2つのルールです。

  1. 利益を20万円までに抑えたいので、ドル円の取引を2万通貨までにする。
  2. ドル円100円前半か100円割れの水準でポジションを持ち、110円付近で売る。

 シンプルなルールですが、安定して利益が上がっています。その分なかなか投資できるタイミングはやってきませんが。

 まずはFX口座に10万円入金し、2,000ドル(約20万円)の取引からスタートして慣れていくのがいいと思います。

おすすめのFX業者

 当然ですが、手数料の安い会社がおすすめです。スワップポイントにも手数料が設定されており、業者ごとに違いがあります。スワップポイントがいっぱいもらえる、高金利な業者がおすすめです。

DMM FX

 2019年12月18日時点でドル円のスワップポイントが「48円/1万ドル」と業界最高水準になっています。DMMという有名企業が経営しているので会社としても安心です。下のバナーから口座開設するとキャッシュバックも狙えるのでおすすめです。

外為ジャパンFX

 こちらも2019年12月18日時点でドル円のスワップポイントが「48円/1万ドル」と業界最高水準になっています。10年以上続く日本のFX業界のおパイオニア的存在です。下のバナーから口座開設するとキャッシュバックも狙えるのでおすすめです。

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