6月末にau(通話)とDMM mobile(データ通信)の端末2台持ちからiPhone(マイネオ)に統合しました。通信料金には満足していましたが、2台持ちのうっとうしさを感じていました。単純に持ち物が増えると重くなるし、管理がめんどくさくなります。見事にミニマリスト病になっています(笑)。
本記事では、ガラケーと格安SIMの2台持ちからスマホ1台にまとめるとどのようなメリット・デメリットがあるか解説します。
支払料金はどう変わったか
2台持ちしていたときの料金
一ヶ月あたりの通信量は、auのガラケーとDMMのデータ通信SIMで合計2,090円でした。その内訳を解説します。
2台持ちしていたときの料金
無料通話1,000円/月がついた「ケータイ (3G) 用の料金プランのプランSSシンプルを2年縛り」で契約していました。
料金は、934円(税別)、1,008円(税込)でした。1,000円分の無料通話が付いており、最大25分通話ができる実質無料に近い大変お得なプランでした。
データ通信専用の格安SIM(DMM mobile)
最安値系格安SIMを自称しているDMM mobileで「データSIM 3Gプラン SMSオプション付き」を契約していました。料金は、1,000円(税別)、1,082円(税込)でした。3大キャリアと比べると1/4くらいでしょうか。
通信料金の10%がDMMポイントとして還元されるのが特徴です。ポイントをある程度貯めるとDMMでお買い物できるのでお得感がありました。私は、マンガやストリーミング動画を購入してポイントを消化していました。
ポイント還元を含めると間違いなく業界最安値だと思います。
スマホ1台の料金
mineo(通話+データ通信)
「デュアルタイプ(音声通話+データ通信)3GB Dプラン」を1,600円(税別)、1,728円(税込)で契約しました。2台持ちに比べるとシンプルな契約になっていて分かりやすいです。
差額は?
税込の値段ベースで362円ほど安くなりました。安くなるのはとても良いことです。
サービス面の比較
2台持ち
au(ガラケーの通話プラン)
メリット
1,000円分の無料通話、くりこしも可能
1,000円分の無料通話(最大25分)が付いており、くりこし設定で5,000円まではストックできます。1,008円で契約しているので実質無料と言えるかもしれません。
家族間通話、Cメール無料
無制限で家族とコミュニケーションを取れるので便利でした。数年前からLineに移行したのでほとんど使わなくなっていました。10年くらいはお世話になっていた神サービスですが、今は無用の長物です。
留守番電話無料
これはすごく便利でした。4Gになってからスマホで留守電を利用しようとすると月に300円くらいかかります。ガラケーだと無料なので4Gの通話プランは契約したくないと思っていました。
LINEの年齢認証ができる
Lineの年齢認証はキャリアのアカウントの情報を参照して行う仕組みです。3大キャリアのauを使っていれば、スムーズにLineの年齢認証ができ、ID検索することができます。
デメリット
特になし。
DMM(SMS付きデータ通信専用SIM)
メリット
格安SIMなので、3大キャリアの通信プランよりも圧倒的に安いです。これが最大の特徴です。高速データ通信のON/OFFができたり、低速通信時のバーストがあるので快適に使えました。
デメリット
3大キャリアと違い、お昼などの通信が集中する時間の通信速度が遅くまともに使えないことがあります。一番使いたい時間帯に使えないとストレスが溜まることがありました。
スマホ1台
mineo デュアルタイプ(音声通話+データ通信)3GB Dプラン
メリット
当然ですが格安SIMなので、3大キャリアの通信プランよりも圧倒的に安いです。また、目的であった持ち歩くデバイスの数を2台から1台に減らすことができました。
デメリットと対策
お昼などの通信が集中する時間の通信速度が遅い
DMM mobileほどではないですが、通信が集中する時間帯に遅いかなって感じることがありました。
家族間通話が無料にならない
LINEを使うようになったのでぶっちゃけ必要ないです。
留守番電話サービスはオプション契約が必要
留守番ではあると助かります。しかし、留守番電話に録音してくれる人ってほとんどいません。
どうしても留守番電話が必要なときは、楽天が出している「SMART TALK」というアプリを利用しています。050-の電話番号と留守番電話が無料で使える神アプリです。電話番号が050-になるので使い所は限定されますが、商品の入荷の予約などの連絡をお店からしてもらうのに重宝します。
無料通話時間がない
無料通話時間がなくなるので、電話のかけ方を工夫しないと料金がどんどん上がってしまいます。
LINE Out Freeを使えば、広告を見ることによって日本国内への電話が1回あたり3分まで無料になります。LINE@加盟店であれば10分まで無料通話ができます。LINE Out Freeを使うとほとんど電話料金がかからなくなりました。
3分を超えて電話する可能性があるときは、mineoでんわを使います。10円/30秒(税込)なので、差額の362円(税込ベース)で18分の通話が可能です。あんまし電話しないのであれば十分だと思います。
LINEの年齢認証ができない
格安SIMではLINEの年齢認証ができないため、ID検索ができません。婚活サイトなどで出会った人とLINEの連絡先を交換するには工夫が必要です。その方法は「【裏技】Lineの年齢認証不要、ID検索問題を解決」にまとめました。参考にして下さい。
バッテリーがなくなると緊急の連絡ができなくなる
2台持ちしていたときは、ガラケーのバッテリーが充電しなくても1週間くらいは持ちました。スマホと違って毎日充電する必要がないのは楽でした。
まとめ
- 持ち物が単純に減るので楽になる。
- 通話料無料がなくなったので、無料通話アプリを活用する必要がある。
- LINEの年齢認証ができないので対策が必要である。
- 4G(LTE)は3Gと比べて、無料通話がなかったり留守番電話が基本サービスにないので料金が高くなりやすい。