なぜリュックが通勤するのによいのか
大容量
リュックサックは手持ちのかばんと比べて荷物の容量が大きいものが多いです。持ち歩くものが多い人や仕事帰りに買い物をする人はかなり便利に使うことができます。一人暮らしをしている方であればリュック1個あれば余裕で持ち帰ることができると思います。
耐水性がある
ビジネス向けやアウトドアブランドのリュックサックは耐水・防水加工されたものが多いです。特に止水ファスナーを使用しているリュックサックは、雨に降られても中身が濡れません。水に弱いノートパソコンや大切な書類を守ることができます。
肩への負担が少ない
リュックサックは背中全体で荷物の重量を負担します。荷物の重量の負担が分散されるので四十肩・五十肩の予防になります。肩掛けのショルダーバックや手提げかばんは重いものを持ち歩くのには向かないんですよね。
自転車で移動できるようになる
最近は健康のためと移動コストを抑えるために自転車通勤をする人が増えてきました。自転車通勤する人々にとって最適なバッグは、両手が使うことのできるリュックサックになります。それ以外のバッグを使うと危ないと思います。
通勤中、移動中の電話やメモを取りやすい
リュックサックを使うと両手が空きますので、移動しながら電話やメモを取ることができます。スピードが求められる時代なのでこういった機動力が上がることはビジネス上で大きなメリットになると思われます。いわゆる「即レス」ができるようになります。
通勤リュックの必要条件
A4の書類が入る
ビジネス書類はA4サイズが基本です。A4の書類は折り曲げずに収納できないと話になりません。必ずA4の書類が入るサイズかは確認しましょう。
落ち着いた色
ビジネスで使うバッグの色は、黒かネイビーあたりが無難です。アウトドアブランドのリュックの中には遭難対策で赤やオレンジといった派手な色合いのものも多いので注意しましょう。
使われている素材に高級感がある
ビジネスに使うのであれば上品に見える素材を使ったものにしましょう。安っぽいカバンを使っているだけで「仕事ができなさそう」と思われることがあります。レザーや耐水性をもたせた光沢感のあるナイロンなどでできたリュックサックがおすすめです。
PCポケットが付いているか
ビジネスする上でノートパソコンやタブレットはほぼ必須です。リュックサックの中には、PCポケットの底の部分にクッションが付いていてリュックを置いたときにパソコンが保護されるような構造になっているものもああります。また、背中のサイドポケットからリュックサックを開けずにノートパソコンを取り出せるものもあります。
耐水性がある
仕事に使う重要な書類はもちろん、ノートパソコンやモバイルバッテリーなど数多くの水に弱いものが仕事には必要です。突然の雨などでこういったものを台無しにしないためにも耐水性は必須です。
軽ければ軽いほどよい
毎日それなりの時間を持ち運ぶことになるのでリュックサック自体も軽いほうが良いです。もちろんリュックサックの中身も可能な限り少なくするべきです。500g軽くするとペットボトル1本分になるので体への負担がかなり変わってきます。
外側にサイドポケットがあるか
リュックサックにサイドポケットが付いているとかなり使い勝手が向上します。濡れた折り畳み傘や飲み物が漏れる危険性のある水筒やペットボトルの収納にぴったりです。リュック自体に耐水性があれば中身が濡れることはないです。できればリュックサックの両側に欲しい装備です。
USBポートが有るか
スマホを常時使用するビジネスマンには必須かもしれません。リュックサックの外側のポケットでスマホを充電できるのは意外と便利です。ビジネスよりもどちらかと言えば、プライベートでの旅行などで地図やガイドを常時スマホで表示しながら行動したい人向けです。
通勤バッグに必要のないもの
小分けが必要ならバッグインバッグを使ったほうが便利です。他のカバンにそのまま荷物を移すこともできますし、職場でバッグインバック単体を簡易的なバッグとして使うことができるからです。バッグ自体にポケットがたくさんついていても煩わしいだけだったりします。
リュック選びのポイント
全体の収納力
仕事道具全てと仕事帰りの買い物を考えると容量は25リットルくらい欲しいです。ある程度余白がないと荷物を取り出しにくいし、買い物をしたときに対応できないので大きすぎるくらいでちょうどいいと思います。実際に使ってみないと最適なサイズって分からないものなので、メルカリなどで中古品を安く購入して試してみるといいと思います。合わなかったら同じ価格で売ることで処分ができます。
使いやすい位置にポケットがあること
飲み物や折り畳み傘を持ち歩くことを考えるとサイドポケットはマストです。PCやタブレットを頻繁に取り出すのであればPCポケットにアクセスできる背面のサイドポケットがあると便利です。リュックサックを購入前にどのポケットに何を入れると便利なのかを意識すると良いです。
背中の部分が硬い板になっていること
背中の部分が硬い素材でできているとかなり疲れにくくなります。また、通気性を考えた構造になっているとムレないので夏でも快適に使えます。思っている以上に重要な部分です。
リュックを使うときの注意点
相手によっては使わないほうがいい
ビジネスには不相応と考える人もいるので、初対面や目上の人と合うときは避けるのが無難。訪問先の社風は調べておく必要がある。手提げかばん(トート型)を会社に用意しておく必要がある。バッグインバッグを使っていると荷物の入れ替えがスムーズになる。
他人の邪魔になる
電車などの狭い空間では、背中に背負ったままだと邪魔になるので体の前で抱えるようにする。
スーツに悪影響がある
スーツを着ているとジャケットにしわ、型崩れができることがあります。スーツの劣化が進みやすくなります。
おすすめのリュック
アウトドアブランドが機能的で一番使いやすいと思います。今まで挙げた条件を満たすリュックサックを紹介します。
私が現在使っているリュックサックです。高校生に人気なアレです。サイドポケット、PCクッション、耐水性、耐久性、高級感のすべてが揃っています。迷ったらコレを選べば間違いないと思います。
こちらもサイドポケット、PCクッション、耐水性を備えています。両側にサイドポケットが付いているので使い勝手が良いと思います。
こちらはデザインが良く、両側にサイドポケット、PCクッション、耐水性があるものになります。値段も比較的お安めです。
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こちらもPCクッション、耐水性のある使いやすいリュックサックです。雑誌でもよく紹介されています。こちらの欠点はサイドポケットがないことです。