本記事は現在大家さんに家賃を支払っている方が対象です。
節約上手な人でも手を付けていないことが多いのが家賃の節約です。家賃の節約に成功すると年間数十万円もの節約になります。
管理会社または大家さんと交渉が必要ですが、メリットが非常に大きいので実行することをお勧めします。私はこの方法で6万円の家賃が5万円になりました。
事前準備
家賃の明細の確認
交渉事になりますので不動産に関する知識が必要となります。まずは「賃貸契約書」を確認しましょう。
確認する項目は「賃料」と「共益費」です。この合計が家賃となります。町内会費やマンションの管理費は値引くことは出来ない場合が多いので無視していいです。
家賃の相場を調査
住んでるエリアのほぼ同一条件の物件の家賃を調査します。「築年数」、「間取りが同等以上」の2つを目安にします。現在の家賃よりも1,000円でも安いものをピックアップします。見つからない場合は、現在の住処が最高の物件ということです。
下記のサイトを利用してサクっと検索しましょう。交渉に使うものなので印刷を忘れずに。
SUUMO(スーモ)
http://suumo.jp/
アットホーム
http://www.athome.co.jp/
いい部屋ネット
http://www.eheya.net/
交渉する時期
時期はかなり重要になります。大家さんは、なるべく空室期間を出さないように経営しています。
4月からの新生活に向けて物件を探す人が多い2~3月は避けましょう。すぐに入居者が決まる可能性が高いので応じてもらえないことがあります。
2年毎の契約更新のタイミングは書類を作成するので狙いやすいです。交渉のタイミングが5、6月になるように入居しておくとこちら側にものすごく都合が良くなることが多いです。
交渉で話すこと
以下の内容を伝えましょう。
1. 周りの同一条件の物件よりも家賃が高いこと
2. 家賃が高いので引っ越しを検討していること(脅しなので断言はせずに濁すこと)
3. 理想の家賃(調査した物件の最低価格)
他にも交渉できる材料があればどんどん出していきましょう。家賃は下がることはあっても上がることはないので言った者勝ちです。
もし断られたら
全く相手にされなかったら諦めましょう。調査した物件に引っ越すことを本気で検討した方が良いかもしれません。理想の家賃にはならなくても値引きして頂けるのであれば1,000円でも良いので値下げしてもらいましょう。月に1,000円でも年間で1.2万になります。
一人暮らしの引越代金は20万円もあれば足ります。私が実際かかったコストは、家賃と大物家電の処分費用を除けば約13万円ほどです。家賃が月に1万円下がるならば約1年でペイできちゃいます。
引っ越しをすることを見越して、敷金・礼金0の物件を選ぶのがおすすめです。下がる家賃と引っ越しのコストを天秤にかけて引っ越したほうがトクかどうか判断しましょう。
参考までに私が引っ越したときのヤマト運輸の単身パックの引越代金の見積と実際にかかった費用として領収書を載せます。
実際にかかったのは約7万円でした。単身1BOX+ミニ1BOX+洗濯機、エアコンの処分代込みです。
敷金・礼金0の物件であればに引っ越すのであれば、負担はそれほど大きくないです。家賃を除いた仲介手数料などは約8万5000円でした。
まとめ
家賃の節約は年間数十万円になるので究極の節約だと思います。最近では人口が激減していますので、住むエリアによっては家賃が暴落しています。根気よく物件を探せば理想的な物件が見つかるかもしれません。チャンスがあれば積極的に狙っていきましょう。